〈右手と弓の使い方・バイオリンの演奏テクニック〉

移弦の基本動作と速い移弦の練習方法

前半:初めて音階を練習する人向けの「移弦の基本動作」の解説です。

後半:速い移弦・柔らかい移弦の練習手順の解説です。

動画解説

前半:初めて音階を練習する人向けの「移弦の基本動作」の解説

後半:速い移弦・柔らかい移弦の練習手順の解説

補足解説

移弦した時に、「弓をこねる」動作にならないよう注意しましょう。
バイオリンの移弦動作・弓のローリング

手首だけで移弦すると、弓が回ってしまい、弓の毛が自分方向を向きすぎたり、反対に向こう側に向いてしまったりします。これを、ローリング、と言ったり、弓をこねる、と言ったりします。意図してやっているのでなければ音質がぶれてしまうので推奨されない動作です。

移弦の基本練習用楽譜(メリーさんの羊)

はじめはゆっくり、弦を換える時は、一度止まって弦の乗り換えを確認してから弾きはじめす。

スラーを入れた移弦の練習用楽譜 その1

移弦が必要な2つの音をスラーでつないで弾きます。右手は8の字を書くような動作をイメージするとよいでしょう。

スラーを入れた移弦の練習用楽譜  その2

つなぐ音を4つに増やします。弓を使う量が増えてきますので、肘の高さの調整も徐々に必要になってきます。