"メヌエット バッハ作曲"の演奏のポイント4

★小節のまとまり(フレーズ)を考慮して演奏しましょう。

複数の小節のまとまりを、フレーズ、あるいは、フレージングと言います。物語が複数の章から構成されるように、曲も幾つかのまとまりから作られていると考えて演奏するとよいでしょう。その個々のまとまりをフレーズとして浮き立たせるために、音に強弱をつけたり、曲の速度を少し遅くしたりします。

フレーズ フレージング 

動画で解説

楽譜

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解説

フレージングに注意 小節のまとまりを考慮して演奏しましょう。

フレージングとは、小節のまとまりを意識し、山と谷を作ることで曲に抑揚をつける演奏方法です。

1小節目と2小節目を一つのまとまりと考え、2小節目の頭の音が頂上になるようにクレッシェンドさせ、2小節目の終わりで収束するようにデミネントさせます。

同じように、3小節目と4小節目を一つのまとまり、フレージングとして、盛り上がりと下がりをつくります。

5小節目から8小節目は4つの小節で一つのまとまりです。

5小節目から8小節目は4つの小節を一つのまとまりと考え、フレージングに注意します。8小節目の最後は、デミネントしてフレージングの終わりを表現するようにしましょう。