"メヌエット バッハ作曲"の演奏のポイント3

★17から24小節目は曲の山場 フォルテは弓の速度を上げてたっぷり弓を使いましょう。

弓の速度を上げてたっぷりと弓を使って弾きましょう。音がつぶれやすい箇所なので、弓に力を載せ過ぎないように注意しましょう。

★装飾音を弾く時は、指を指板に叩き込む感じで弾きましょう。

装飾音を、強めで短い音にするためには、バイオリンの指板をたたく感じで弾いてみましょう。

装飾音 トリル 音がつぶれないフォルテの奏法

動画で解説

楽譜

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解説

17から24小節の曲の山場 17小節目の頭のE線のシの音程に注意しましょう。

17小節目のE線の”シ”の音を押さえる時は、左手の肘をしっかり体の外側に移動させて押させましょう。16小節目の”ソ”はD線なので、A線を飛び越えてE線に移弦するので、腕を使って素早く移動させるよう心がけましょう。

音を上手くとる練習としては、E線上の”ソ”を2の指で取ってから、4の指で”シ”を取るようにしてみましょう。

また、16小節目の”ソ”は、ダウンで弾くので、17小節目の”シ”をダウンで弾くためには、弓を持つ右腕を素早く回して、17小節の頭で弓元まで持ってこないといけません。左手で”シ”の音程をしっかりとることと、右手で弓を素早く弓元まで持ってくることの両方に注意しましょう。

ここのフォルテは弓の速度を上げて弾きましょう。
つぶれないフォルテの演奏方法

17小節から24小節目まではバッハのメヌエットの山場なので、フォルテでたっぷりと音を響かせます。

ここのフォルテの弾き方は、弓に腕の重さを載せて弓の毛を全部使うような弾き方ではなくて、ある程度弓の速度を上げて素早く弓を滑らせるようにしましょう。また、音がつぶれやすい箇所なので、弓に力を載せ過ぎないように注意しましょう。

トリルの演奏法 装飾音は指板に指を叩き込むよう感じにしてみましょう。
トリル・装飾音の練習

20小節目の装飾音のトリルは、”ド”、”レ”、”ド”と、真ん中の”レ”を短く挿入します。

演奏のイメージとしては、軸となる音である”ド”をしっかりと弾いて、”レ”の音は、指板を”ポン”と叩くような感じで弾きます。